ステキなキャンパスライフ
「まぁまぁ、座って」

アキラくんがカウンターにあたしを座らせる。


「アイスティーでいい?」


「ボクもアイスティー!」


ハルキくんが慣れた手つきでグラスに注ぐ。

「あの、サークルって事は何人くらい人数いるの?」


「ボクとハルキとリオちゃんとナオとあと1人いるよ」


へ?


「それだけ?」


二人がうんと頷く。

「だって気に入った人いなかったんだもん。ねっハルキ」


アキラくんはアイスティーの氷をストローでくるくるしながら言った。


「まぁ、サークルって言ってるのはアキラだけでただ仲がいいやつらでここに集まってるんだ」
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