ステキなキャンパスライフ
「特に何も」


ハルキくんがグラスを片付けながら言う。


「集まって話したり遊んだりかな?」


アキラくんが言った。


「じゃあサークル入るって言ってもサークル自体がないよーなもんだね」


ナオ、呆れてそうだな…。


あたしはチラっとケイゴくんを見ると目があった。


「でもオレが誘ったら強制で集まれよ」


「うん…」


なんだか断らせないような言い方に思わず頷いてしまった。
< 17 / 32 >

この作品をシェア

pagetop