運命のヒト
事務所に入って行くと、コーヒーを片手にくつろいでいる翔兄ちゃんがいた。
「おぅ、優士、来てたんか?」
俺に気付くなり、そう言ってきた。
「翔兄ちゃんこそ来てたんやな」
「今日、仕事早く終わってな・・・」
そして、やっぱりこの話になった。
「優士、彼女とはどうなんや?」
俺が今、一番聞かれたくないこと。
・・・・・一番触れて欲しくないこと。
だからってわけかどうか分からないけど、俺はこんなことを聞いてみた。
「翔兄ちゃんは、お互い好きやのに別れた
ことってあった?」
少しも考えることなく、翔兄ちゃんは答えた。
「ん~、俺はないな~」
「そっか・・・」
すると、翔兄ちゃんが聞いてきた。
「いきなり、どした?」
「俺な、水嶋と別れた・・・」
「あの、指輪渡して告白した子か?
何があったんや?」
「まぁ・・・」
そういや、水嶋に告白してOKされたことを翔兄ちゃんにも話していたんだよな・・・。
「俺らが付き合ってたんは
たった3日間だけだった・・・」
「そうか・・・」
翔兄ちゃんは何を言ったらいいのか分からないような顔をしていた。
「おぅ、優士、来てたんか?」
俺に気付くなり、そう言ってきた。
「翔兄ちゃんこそ来てたんやな」
「今日、仕事早く終わってな・・・」
そして、やっぱりこの話になった。
「優士、彼女とはどうなんや?」
俺が今、一番聞かれたくないこと。
・・・・・一番触れて欲しくないこと。
だからってわけかどうか分からないけど、俺はこんなことを聞いてみた。
「翔兄ちゃんは、お互い好きやのに別れた
ことってあった?」
少しも考えることなく、翔兄ちゃんは答えた。
「ん~、俺はないな~」
「そっか・・・」
すると、翔兄ちゃんが聞いてきた。
「いきなり、どした?」
「俺な、水嶋と別れた・・・」
「あの、指輪渡して告白した子か?
何があったんや?」
「まぁ・・・」
そういや、水嶋に告白してOKされたことを翔兄ちゃんにも話していたんだよな・・・。
「俺らが付き合ってたんは
たった3日間だけだった・・・」
「そうか・・・」
翔兄ちゃんは何を言ったらいいのか分からないような顔をしていた。