執事の病院
「現役の執事を集めて...『執事の病院』を開設する予定なんだよ。
けど人数が足らなくてさ...。」




「...病院?」


「そう!病院は、本物で医者も本物。
けど患者担当者が看護師じゃなくて...」



「...もしかして...執事?」


『看護士が執事』...
この事だけは、雰囲気で分かった。




「そう!」

スカウトした人は、笑顔で応えて
俺は、1つだけ質問する事にした。


「人数不足って...執事ってそんなに少ないんですか?
つか...執事にふさわしい人って居るでしょ...。」


「そう。ほとんど仕える家が決まっちゃってるからね。
余ってる人しか居ないんだけど...それが少ないみたいな?
けど...君がふさわしいと思うんだけどな~
カッコいい人選んじゃったら...野次馬で大変だからみたいなっ!」



完璧に話を理解出来た。


理由は、分かんないけど『執事が働く病院』を開設したいけど...

数人の執事...きっとカッコ良い奴ら...は、人に仕え中。


そこで、余ってる奴らをかき集めたが人数が足りない。


で、野次馬防止対策でカッコいい人以外で人探しを始めて
見事に俺を発見。


早速スカウトって形。...って!何か...酷くね?






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