風使いアシュレイ
クロウが砦に足を運ぶと…邪悪な魔力が溢れ出していた…
「まだ間に合う!!封印の回復を最優先に!!!」
「ぐあっ!!」
「ぎゃあああ!!!」
兵士達の叫び声が響きわたる…
(一体何が起きてるのだ…??くっ…)

クロウは先を急いだ…
そこには…
「し…死神………」
「…………」
不気味な出で立ち…骸と黒い布を身に纏ったその者は……以前人々を恐怖に陥れ…そして世界を救った男の姿だった…

「………ど…こ…だ………聖…女……は…………アシュ……レ…イ………」
「!!!?」
(私を英雄アシュレイと…間違えている…の…か???)
「………ここには…いない………封印がとけたようだな………??」
「…アシュレイ……貴様だけは許さぬ………」
そう言った刹那…無数の雷撃が襲ってきた…
「なっ!!!!貴様は我々の味方では???!」
「…ふざ…け…た事…を…死んで……詫びろ…」
「!!!?」

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