短編置き場・2
「相変わらずさ。君はどうだい」

「私は絶好調だよ。今日は赤いザクのパーツを仕上げたところさ。きっとエースクラスのパイロットが乗るに違いない」

佐々木は野島の前の席についた。

野島の昼食は、この食堂で一番安いかけうどんで、佐々木は逆に一番高いトンカツ定食だった。

二人は食事を終え、工場の外に設置されている喫煙所に向かった。
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