短編置き場・2
「なにィ!?」

ドラゴンが険しい顔で少女を睨み付ける」

「ごあいにくさまだけど、あなた方がパンチラだと思ったのは、これよ!」

そう言って少女が手を叩く。

すると、少女のスカートから白い塊がいくつも飛び出し、天に向かって舞い上がっていったのだ。

「あ、兄ィ!ありゃハトですぜ!」

「そうよ、私はマジシャンの娘、イリュージョニストなの!私の仕込みのハトを見て
勃KI、もしくはそれに順ずる性的興奮状態を覚えるとは、噂のドラゴンもたかが知れ
るわ!」

高笑いする少女を見て、ドラゴンはぎりぎりと歯軋りした。

そして彼は、いきなりその場に膝から崩れ落ち、土下座したのだ。
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