短編置き場・2
「たった今入ったニュースです。東京都町田市で、集団下校中の小学生が、突如、町へ向け絨毯爆撃を開始、今現在も町は小学生たちによる攻撃を受けています。付近の方は防空壕に避難してください」
テレビのニュースキャスターが深刻な顔でこちらを見る。
また今日もか・・・しかし、通報よりニュース報道が先とは、事務の奴らもたるんでいる。
俺はわきに置いてあったライフルを握り立ち上がった。
「秋月君、見ていただいたとおりだ。さっそく、現場に直行してもらえるかな」
後ろから副署長が俺に声をかけてきた。
命令する立場の人間は気楽なもんだ。
俺は無言で警察署を出た。
テレビのニュースキャスターが深刻な顔でこちらを見る。
また今日もか・・・しかし、通報よりニュース報道が先とは、事務の奴らもたるんでいる。
俺はわきに置いてあったライフルを握り立ち上がった。
「秋月君、見ていただいたとおりだ。さっそく、現場に直行してもらえるかな」
後ろから副署長が俺に声をかけてきた。
命令する立場の人間は気楽なもんだ。
俺は無言で警察署を出た。