短編置き場・2
「ヒロシ、ミラージュアタックでやっちまおうぜ」

「おう」

二人は息を合わせ、社長を痛めつけている意地悪な官僚を左右から挟み、同時にこめかみを殴りつけた。

「ギャッ!」

官僚の両目が破裂し、鼻や耳からは血が吹き出した。

彼はバタリとその場に倒れ、息絶えた。
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