障害を抱えながら
しばらくして

後ろから声をかけられた



後ろに振り返ると



成華サンと綾麻サンが

立っていた


成華サンの顔を見て

安心したのか

あたしは

涙が止まらなかった



とりあえず外に出て



成華サンに

話を付けるために

朝から来て

来てみたら知らない

パンプスがあったことを

全部はなした





涙が止まってから


あたしは家の中に

入ることを決意した
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