障害を抱えながら
あたしは遅刻届けと

他教室特別学習許可証をもらい保健室へ向かった



保健室のドアにカーテンがひいてあった

保健室のカーテンは
許可証がないと
入ってはいけないことを
表している




あたしは保健室に入り

先生に許可証を出して

いつもの椅子に座り



先生と話をしながら
折り紙をしていた。


先生
「最近なんしとるんや?ちゃんと寝とるんか?」

「ん〜。寝とるよ。」

先生
「今日は最後まで学校にいる?それとも早退する?早退するならちゃんと担任に話してからにしなよ。」


「ん〜。でも今日は最後までいようかなぁ〜。掃除前に帰るけど…(笑)」

先生
「ちゆみ見たらみんな固まって動けんくなるわぁ〜(笑)」





そんな会話をしてたら

ベッドから

茶髪のヤンキーが出てきた。


ヤンキーはあたしの前に座り

ヤンキー
「おまえちゆみって名前なん?なぁ聖翔龍ってグループわかる?」


「あぁ〜。わかるよ。よく街におるよね?あたし聖翔龍の成華サンとか、劉星サンと知り合いやよ。」

ヤンキー
「マジで!?この学校にも聖翔龍のわかるヤンキーおったんや〜」




ヤンキーの名前は
佐江島 慧優
さえじま けいすけ


あたしとタメで
クラスも一緒
席もあたしの
前だと判明




あたしは慧優と
仲良くなり

頻繁に遊ぶようになった。






慧優との出会いで


あたしの人生は
大きく変わっていった
< 5 / 35 >

この作品をシェア

pagetop