障害を抱えながら
慧優とあたしの
生活スペースは

グループの
たまり場になった




ほぼ毎日グループの
メンバーが出入りする


男も女も関係なく


飲みに来る人


ご飯を食べに来る人


愚痴を吐きに来る人


悩み相談に来る人


寝に来る人


慰めてほしくて来る人




あたしがバイトから
帰ってくれば

みんなが

「おかえり」

と迎えてくれる



ご飯をおいしく
食べてくれる





大好きな仕事

大好きな仲間

大好きな慧優

大好きな場所

大好きな時間



でも…


楽しいときは
そんなに長くは
続かなかった
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