ツンツンデレ彼女



「なんや、刺々しいやないか、姉ちゃん。せっかくこないな可愛い顔してるのに勿体ない……」



俺は、必殺甘エロボイスを出し耳元で呟いた。そして女の目をじっと見つめて頬を撫でる。



完璧や。今の俺最高にかっこいいぜ。



まぁ…自慢じゃないがこれで落ちない女なんていてへん。



「気持ち悪っ。何ですか、その無駄に声だけで女性を妊娠させるようなフェロモンのまき散らし方は。汚らわしい。そして見つめないで下さい。寧ろ視界に入れないで下さい。あなたのような生徒に色目線の卑猥な腐れ教師の目に触れると思うと鳥肌、いや、鳥肌以上に蕁麻疹(じんましん)がわいてきそうです」



え…………?



目が点になる俺に対して更に続ける女。



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