黒板とノートと三角定規
こんな朝早く行くあてもないし。


仕方ないから学校へ行くことにした。


久しぶりに込み合うバスに乗り込んでみた。




運よく席に座ることが出来て、窓から勢いよく流れる景色をただ、ぼんやりと眺めていた。




次第にバスは水越高校の学生で埋め尽くされて、さしずめスクールバスといったところだろうか。






目的の学校にたどり着く、学校の門の手前で女の子の人だかりが目に付いた。




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