黒板とノートと三角定規
海野先生は、やはり先生らしくない高級な車に、スーツ。


今まで教師の持ち物って気にして見た事ないけど・・

上等なものを身につけてるってことは、一目でわかる。



教師って・・


そんなに金よかったかな・・?



「何ぼーっとしてんだ?乗れよ。家まで送るから」




先生の笑顔でつい、乗ってしまったけど、気分は最悪・・



「家、どこ?」

「家までは送らなくていいよ。適当な所で降ろして」



家に帰りずらい理由を先生に語るほど、私は大人を信用してなんかいない。









「何?またウリにいくの・・?」







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