黒板とノートと三角定規
「おはよー!ケイゴ君」


玄関先で甘ったるい声が後ろから聞こえる。


「お?ケイゴこの子と知り合い?」


早速大地が食ついて来た。



「この前、俺がバイト先で助けた子だよ」

「ああ。あの話の子達か。もう一人は?」



「あっ。美香なら今来ると思いますよぉ」




この、リンカという女。


多分・・男好きなんだろうな・・



この手のタイプってケツ軽いからな・・




遊ぶには最適だけどな・・



「あっ!来た。来た♪美香~」



美香と呼ばれている女・・・



「何?」

「この前の店員さんだぉ?」


「そっ。じゃぁ先行ってるね」










めちゃくちゃ・・






愛想悪い・・・








< 55 / 64 >

この作品をシェア

pagetop