黒板とノートと三角定規
「それにしても、すげぇなぁ。女に囲まれても眉一つうごかさねぇよな?
俺なら即効押し倒しだけどな」

「大地・・お前そんなんだから彼女できねぇんだよ」


それにしても、本当表情一つ変えない男もどうなんだろうな・・




まぁどうでもいけどな・・






□ □ □



「「あ・・」」


退屈な授業をそこそここなすと、昼休みあの無愛想女に遭遇。



ばったり会ったとは言え、あの時はどうもとか一言ねぇのかよ?





「怪我なかったのか?あの時」



ケーーッ!なんで俺がそんな事言わなきゃなんねぇんだよ



「ああ・・あの時の店員ね。無いよ。あの時は助かった。」



「そっかぁ。これに懲りて、男狩りやめろよな」



何か地雷を踏んだようでひとにらみすると、美香は立ち去っていった。






本当。愛想ねぇ女だよな・・!











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