オリジナル・レイズ
内容は、誤解や偏見が未だに消えないあの病気。
HIVに感染=HIV感染者なのであって、その段階では決してエイズ患者ではない。
発症して初めてエイズ患者になる。
しかも、発見が早期であればあるほど、発症を遅らせることができる。
コントロール可能な病気なのだ。
従って、感染したからと言って死を約束されたわけではない。
HIVとAIDSの違いを知らない生徒が、あまりにも多くて驚いた。
それから、頭では分かっていても無意識に差別してしまっている今の現状…
HIV感染者が使用した後の食器は、特別汚いのか?
使い捨てできる紙皿で食事を出すべきだと、思い込んでいる奴はいないか?
同じ個室のトイレを使うと感染すると思っている奴はいないか?
HIV感染者を受け入れられる病院と、そうでない病院があることも事実。
受け入れ可能の病院より、そうじゃない病院の方が安心だと、誤った基準で病院選びをしていないか?
むしろ堂々と受け入れている病院の方が、感染対策が万全に整っていて信頼できる証拠なのに。