バレンタイン
『やっとくっついた!!!』
「へっ??」
「あー。忘れてた。こいつらおったんや!!」
「どういうこと??」
「だって椋斗が私らに泣き付いて来たもん。ねぇ~。」
「はぁ~??泣き付いてはないし。」
「でも裕香が好きな人いるって知ってからソワソワして部活に手ぇつかんくて教室まで行ったくせに!!」
「ばっ、お前!!それは言うなって言ったやろ!!!」
「そうやったっけ~???」
『マジで?そんなことあったんや!!』
「でもまぁ、一応うまくいったのはお前らのおかげやと、すこ~しは思ってるから。」
私の手を握って
「ありがとう。」