空の涙 君の手で
決心と共に…
ん~…。

なんなんだろう…この気持ち…。

もやもやする…。

なんだか、変なんだ…。

日曜日…空は晴れ。

先輩からケー番とアドレスを聞いて、はや、二週間…。

送れてもないし、かけてもいない。

いったいどぉなるのかな…。

先輩にも教えたはずなのに…何もない…。

「はぁ~…。」

なんか、気持ち悪い…。

外に出て、散歩でもしてこよう…。

そしたら、すっきりするかも。

外に出たあたしは、ゆっくり歩きだした。

「ん~!!!やっぱ、晴れはいいね!!!」

最近あたしは、晴れも好きになった。

雨も好きになった。

これって、全部先輩のおかげだと思う。

あれだけ、雨降れ!!!とも思わなくなったし、晴れ嫌い!!!なんて思わなくなった。

きっと、いつでもあなたに会えると思ってたから…。



あたしね…そろそろ思い…伝えようと思うんだ。

あなたに…愛しいあなたに…この気持ち聞いてほしいんだ…。

振られたってね…後悔はしないよ…。

でもね、この思い…踏みにじるようなことはしないでね…。

先輩…信じてるから…。


愛しいあなたへこの思い…届け!!!

青く澄んだ空に誓ったあたしは、家に向かって足を戻した。
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