不幸少女の恋愛事情☆
何納得してんだ!!何が、「えへへ~~~~☆」だ。意味わかんねぇよ!

読者の神様が、「いい加減にしろ!!」と、キレかかっているぞ!!
いつになったら終わるんだ、こんにゃろう、と……。

やっやばい!!休み時間がもうそろそろで終わる!!早く訊くんだ!!柊家の名にかけて!!

「ああああああああの!!ちっ違うんです!!そうじゃなくてですね…」


キーンコーンカーンコーン


へっ?

私は、学校の時計を見る。…まだ25分のはずだ。あと、5分の余裕があるはずだ。なんで鳴ったんだ!!……まさか!!

「あぁ…。そうか、あの時計、まだ5分遅れてたんだ…。と、いうことだから、また、会おうね☆」

「え?は?…はい!!」
……………………………。 
うっうわっ!!!
最悪だ!!折角名前を聞けると思ったのに!!

………あ。
でもでも、ここにいるって事は………そうか。ここの学校の生徒なのか。

と、いうことは……、まだ私にチャンスはあるじゃないか。

じゃあじゃあ………。

いよっしゃ―――――――――――ッ!!!!!



< 10 / 11 >

この作品をシェア

pagetop