不幸少女の恋愛事情☆
「…僕の、くせ?……あはははははっ!!やっぱり君最高だ!!面白いよ!!」

彼はそう言うと、綺麗に…かつ、豪快に笑った。
…………やっぱり、カッコいい。って言うか、笑わないで!!胸が、苦しくなる!!痛い!!ドキドキする!!!!

「そうかそうか。僕の癖か…?うーん…?」

いや…だから……笑わないでください。


「うーん…癖、ね~~~…」

山の男の子は、一生懸命考えている。と、言うか…自分の癖くらいわかっててよ…。

………………………。


いや、私もよく考えてみると、話が違うようになってるな。これ。
…名前から癖に変わってるよ………ッ!!

早く、早く、早く……言い出せ!!「この話はちがうんですぅ~~~」と。

言いやがれ、この野郎ーーーーーーーーーーーーーー!!!!

「あっあの!!その…あの…癖じゃなく…。」

「…………うん。わかった!!」

「はいぃ?」

「僕の癖は…、多分……こう、米神のところを押さえる癖かな?やっとわかったよ。ごめんね、なんか返事を返す時間が長くなって…。」

いやいや…いいんですよ☆えへへへへへ……。



…………………………。



ちっがーーーーーーーーーーうッ!!!!










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