~*春恋*~
はぁー…
ガラッ…
『遅れてすいません!』
1人の男の子が入ってきた。
!!
めちゃタイプ!
あのさわやかな感じ!!
ちょーいい…!
『まったく入学早々遅刻なんて…!早く席に着きなさい。』
『はーい!』
こっちに向かってきた。
もしかして…
その男の子はわたしの隣りに座った。
予感的中…。
先生はそのままさっきの続きを話し始めた。
隣りの男の子がめちゃ気になる。
先生の話しなんてさっきより耳に入らない。
これは…きっとひとめぼれ。
わたし、この男の子に恋をしちゃったみたい…
まだ名前も知らない。
なのに一瞬で恋におちてしまった。
わたしってばなんて単純なんだろ。
この男の子の名前が知りたい。
誕生日や歳。
そんないろんなことを知りたいな。