1番の笑顔を
「絢乃…。
あんたのせいで…。
あんたさえいなければ…

あんたは疫病神よ!!!
あんたなんか拾わなければ良かったのよっ!!!」

…え??

「ちょっと、奥さん…!!!」

ちょうどその時
手術をしてくれた医者さんが来た。

「高瀬さんと家族の方は??」
「はい…。あの、夫は??夫は??」
「はい。奥さんですね??
ちょっと来てください…。」

お母さんは、その医者さんに呼ばれて
部屋を出て行った。

虚しく、部屋には絢と医者さんが
取り残された。
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