1番の笑顔を
パパがなくなってから
淡々と時間がすぎていった。

私は中学生になっている。

あれからママとは話す回数がなくなった。

「ママとも呼ぶな」何て言われてるから
用があるときはどうやって
話しかければいいのか分かんない。

私は、ママの本当の子供じゃないみたいだし。

パパが亡くなってから、
勉強勉強勉強ばっかりだった。
それでもあんまし成績が上がらなかった。

上がらなくて悔やんでた。

そんな時だった。

「中村くん」に出会ったのは。

< 47 / 69 >

この作品をシェア

pagetop