1番の笑顔を
もしかしたらOKをしたんじゃないかって、
不安で不安で…。
不安すぎて、確かめたくなった。

あ、もしかしたら、これは恋なんじゃないかなーって。

「私、ずっと前から中村くんのことが好きだったのっ!!
良かったら付き合ってくださいっ!!!」

恥ずかしそうに彼女は下を向いてた。

「ごめんね…。
俺彼女居るんだっ!!」

…え??
彼女??

てっきり、中村くんは私のことが好きだとばかり
思ってた。
自惚れてたんだ。

でも、思えば「好き」とか言われた覚えないし。
あの時と似てるな…。

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