犬神さまのお嫁さま
どうしよう、と恐る恐る希彦の顔を見上げたら鳩が豆鉄砲喰らったような顔してるし。
…まぁ流石の希彦も予想外だよね、うん。
「…あ、あの…希彦?」
「…な、なんだよ」
「その…えーっと…」
さっきまでの熱っぽさが立ち消えたせいで妙に恥ずかしい。
どう言えばいいか迷っていると目の前の希彦がグシャグシャと頭を掻いて吠えた。
「あーもう!犯る気失せた!」
「ちょっと!今の「やる」って絶対「犯す」って漢字の方で言ったよね!この強姦魔!!」
「うるせえ!どの道俺の嫁になるんだからいいだろ!」
「いいわけあるかぁああぁぁあ!!」
さっきの熱っぽさもママが来た時の冷汗も一気に吹き飛ぶような希彦の発言に私は足元にあるアイツの急所を力いっぱい蹴り上げた。
…まぁ流石の希彦も予想外だよね、うん。
「…あ、あの…希彦?」
「…な、なんだよ」
「その…えーっと…」
さっきまでの熱っぽさが立ち消えたせいで妙に恥ずかしい。
どう言えばいいか迷っていると目の前の希彦がグシャグシャと頭を掻いて吠えた。
「あーもう!犯る気失せた!」
「ちょっと!今の「やる」って絶対「犯す」って漢字の方で言ったよね!この強姦魔!!」
「うるせえ!どの道俺の嫁になるんだからいいだろ!」
「いいわけあるかぁああぁぁあ!!」
さっきの熱っぽさもママが来た時の冷汗も一気に吹き飛ぶような希彦の発言に私は足元にあるアイツの急所を力いっぱい蹴り上げた。