犬神さまのお嫁さま
とにかく犬神との接点を無くしたい私は美沙都に賭けるしかない!
適当発言さえなければ美沙都は美少女部類だ。
「ね、美沙都、今なら間に合う!犬神に告んなよ!今フリーでしょ?」
「んー…ああ、やっぱ無理だ」
くるくると毛先を遊びながら先程と同じように閃いたような口調で美沙都はそう答える。
なんで?!犬神引き取ってくれないと困るんですけど?!
「えーあたし、どっちかって言うと振り回されるより振り回したい方だしー。楓見てたら犬神君振り回すの無理そうだから嫌ー」
「そんな理由って!」
「楓、この子本気よ。今まで付き合った男、皆振り回して音を上げさせたんだから。最長でも4日よ」
「酷いなぁ1週間は続いたってー」
「嘘おっしゃい。最長は1組の大原くんでしょ、あの子で4日じゃない」
適当発言さえなければ美沙都は美少女部類だ。
「ね、美沙都、今なら間に合う!犬神に告んなよ!今フリーでしょ?」
「んー…ああ、やっぱ無理だ」
くるくると毛先を遊びながら先程と同じように閃いたような口調で美沙都はそう答える。
なんで?!犬神引き取ってくれないと困るんですけど?!
「えーあたし、どっちかって言うと振り回されるより振り回したい方だしー。楓見てたら犬神君振り回すの無理そうだから嫌ー」
「そんな理由って!」
「楓、この子本気よ。今まで付き合った男、皆振り回して音を上げさせたんだから。最長でも4日よ」
「酷いなぁ1週間は続いたってー」
「嘘おっしゃい。最長は1組の大原くんでしょ、あの子で4日じゃない」