STAR MINE


「こんだけ色んな情報あると、かえって嘘クサイよ」

とアキが早くも小休憩とばかりに背伸びをし、顔を天井に向けた。

クミコは手を休める事なく答えてやる。

「でもまんざら嘘だけじゃないかもしれないじゃない?」

「そりゃそうかもだけど。愉快犯に釣られてそー・・」

「まぁね。素性が分からないからやりたい放題、って言えばそれまでだけどね」

「・・・お!1コ検索かかった」


アキは寄りかかっていた背もたれから飛び起き再び画面にかじりついた。
クミコは先程とは異なりマウスを動かす手を止め、アキの後ろに移動するとその画面を覗く。


アキが書き込みを口にする。


「え〜と何々?『3つの光と2つの闇、4つの柱と1つの器』・・なんだこれ??」

「一体なにで検索掛けたの?」


「魂の創造と身体の破壊」
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