紅い桜
私は最年少の暗部のリーダーになった。
私が最初にやったのは、メンバー全員と組み手。
もちろん本気の。
でも誰も私に勝てなかった。
私が見たかったのは、みんなのレベル。
組み手が終わったら、私はみんなにナンバーを伝えた。
緋桜園には幹部はナンバーが付いてるの。
1から9まで。
1が一番強くて、それは柊先生なの。
それに真似て、暗部でもナンバー付けをしたの。
1から13まで。
1は私。
2番、副官には明を指名した。
「私の右腕になって」
明は跪いて了承した。
「私は任務の危険度を見極めて、適任者に振りわてる。
無理な仕事をして、危険を負う必要は無い。
各自、レベルアップのために精進して。
毎週1回は合同練習会。
2ヶ月に1度、メンバーチェンジのテストをするから」
こうして、私の暗部の仕事が始まった
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