暴走彼氏。【未完】


「もしもし…俺。―…そうそう。…―居場所を探して―…あぁ。じゃ」


…会話の内容はよく分からないけど…


「…すぐ見つかるからちょっと待ってて」


直樹さんの様子を見ればどうやら暴走族の"力"を使って隆太を探してくれたっぽい。


「あ…ありがとうございますっ」


私は慌ててお礼を言った。


『ピリリリリッ』


それから二分もしないうちに直樹さんの携帯が鳴った。




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