暴走彼氏。【未完】


直樹さんは電話に出て『了解』とだけ言った。


そしてすぐに私のほうを向き直した。


「場所はM海岸だってさ。俺はココに残ってやることがあるから悪いけどタク拾って一人で行ってくれるかな?」


バツの悪そうな顔で私を見る。


さすがに私もそれ以上迷惑掛けようと思ってない。


「一人でも大丈夫です。ありがとうございました」


私はそう言うとタイミングよく来たタクに乗り込んだ。




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