暴走彼氏。【未完】

会議

「お前、隆太とかかわるな」

更に低い声。

「なんで?」

「俺の兄なんだよ」

えぇ!!
あ、だから顔似てたのか…
なんとなく納得。
でも、なんでそれで
関わったらいけないんだろ?

沈黙が続く。
奏太さんはベットに腰かけて、
雑誌を読んでいる。

なんか、バイクに乗ってるときと全然雰囲気が違う。
急に無口だし。
なんか、怒ってるのかな?

「あたし、なんかした?」

先に沈黙を破ったのはあたしだった。

「別に」

その態度嫌いだな…。

「ココに連れて来て何の用なの?」

「もうすぐ来るな」

奏太さんは腕時計を見て言った。
来るって何が?
と、思った瞬間。

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