暴走彼氏。【未完】
「ん?うおっ!!」

黄色があたしを見て、
大げさに驚いた顔をしてくる。

「お前いたのか!!」

まるで「存在薄い」とでも言っているような視線を感じた。

「なっ!いたよ!!」

「チビだから気づかなかった」

ムカ!!
気にしてたのに!!
もう黄色とは絶対気が合わない。

「まぁまぁ、落ち着いて海斗」

海斗と呼ばれた黄色は、
「チッ」と舌打ちした。

「まだ自己紹介してなかったね。
 俺の名前は直樹、そっちは海斗」

「直樹、さんよろしくです!!
 あたしはユズ、と言います」

「あいさつは後にしろ」

今まで黙っていた奏太さんが言うと、
3人はテーブルを囲んで座った。

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