暴走彼氏。【未完】
あたしは溜まり場のドアを開けた。

その瞬間、中の空気が凍った気がした。

海斗の『…誰?』的な視線。

直樹さんの『なんで?』的な視線。

そして、一番気になる奏太さんは…

うわ!!!
すごい睨んでるよ!!
怖い!!

「ち……チワーッス」

沈黙が怖くなったあたしは、
思わずギャル語であいさつする。

すると声で分かったのか、
海斗は驚いた顔をしてくる。

奏太さんがもっと睨んでる……
こわいんだってば!!

< 24 / 127 >

この作品をシェア

pagetop