暴走彼氏。【未完】
「はぁ?え、それ本気?!」

「うん!!行く。」

「…わかった。けど、奏太さんに俺が連れてきたって言うなよ?」

「当たり前だよ!!」

そして、あたしはカナタのバイクで
『ブラックライト』の基地(?)まで来た。

――工場。
本当に普通の。
本当にココ?って思うほど。

でも。

「カナタ…気のせいか中から叫び声が聞こえるんだけど。」

「気のせいじゃないよ。ここで喧嘩してるんだって」

のん気に言うカナタ。

「あたし、自分から言っといてなんだけど…ココ入る勇気ない…」

「じゃぁココで待っといて」

そう言うとカナタは中に入って行った。

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