暴走彼氏。【未完】
一人のほうが怖いって!!
しょうがない…

あたしも中に入った。
1階は薄暗くて…
人の気配がしないけど、
すぐに誰かとぶつかった。

「だ…誰…?」

やっと出た声は、自分でも
びっくりするほど震えてる。

「え…あ、ユズ?だったりする?」

この声は…

「海斗!!」

「なんでココに居るんだよ!!」

海斗がそう叫んだ瞬間、
廊下が明るくなった。

「ごめん、今スイッチつけたから」

そうやって海斗は笑ってるけど…
デコから血が流れてる!!

「海斗!!大丈夫?」

「あぁ、コレ?大丈夫」

そういって自分の頭を指す。

< 32 / 127 >

この作品をシェア

pagetop