暴走彼氏。【未完】
いきなり言ったからびっくりしてるのか、3人は黙ってしまった。

そしてみるみる強張ってく。

ヤバイ…
って思っても遅くて…

「え…えへ?ウソだよーん」

…みたいなありきたりの誤魔化し方でさえ無視された。

あたしは…
今、ココで死ぬかと思われます。

心残りありまくりなんだけど!!
まだ死にたくないんだけど!!
誰か…
レスキュー隊助けに来て!!

「昨日俺が言ったこと?」

海斗の声によって現実に引き戻される。
あたしはコクンと小さくうなずいた。
すると奏太さんが、今度は海斗を睨む。

「てめぇ!!コイツに何言ったんだ!!」

そしていきなり、思いっきり海斗に怒鳴る。
だけど海斗はまったく動じない様子で…


…さすが、『副総長』。



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