暴走彼氏。【未完】
やっとの力で声を絞り出す。
涙も出てきた…。
その声を聞き、
奏太さんは、やっと離してくれた。
「……ごめんな」
あたしの涙に気付き、
奏太さんは言った。
あたしは家の中に駆け込み、
玄関でしゃがみ込んで泣いた。
…ファーストキスは好きな人とできた…。
けど、うれしくない。
全然うれしくないよ…。
『ごめん』って何?
あたしが聞きたかったのは、
そんな言葉じゃない。
キスの後は『好きだ』って、
言ってほしかったのに…
奏太さん―――……
涙も出てきた…。
その声を聞き、
奏太さんは、やっと離してくれた。
「……ごめんな」
あたしの涙に気付き、
奏太さんは言った。
あたしは家の中に駆け込み、
玄関でしゃがみ込んで泣いた。
…ファーストキスは好きな人とできた…。
けど、うれしくない。
全然うれしくないよ…。
『ごめん』って何?
あたしが聞きたかったのは、
そんな言葉じゃない。
キスの後は『好きだ』って、
言ってほしかったのに…
奏太さん―――……