暴走彼氏。【未完】
あたしがそういうと、
海斗は笑い出した。
直樹さんも必死に笑いを堪えてる様子。

…暴走族のツボってのが、
本当にあるらしい。

「もう!!笑わないで…」

あたしが怒ったように言うと、
海斗が半笑い状態で口を開いた。

「奏太、よっぽどユズが大事なんだなッ!!コンビニぐらい行かせてやれよ!!」

「てめぇ…」

奏太さんが低い声を
出したにも関わらず、
あたしの顔は多分真っ赤…。

…うれしいかも…。

「まぁ、そういうわけでココに居ろよ」

奏太さんがそう言ったのと同時にまた海斗はアホみたいに笑い転げる。

…奏太さん、否定しないんだ…
どうしょう…うれしすぎる…。

「はいはい、ノロケはそこまでにしてさっさと始めよ」

直樹さんが言うと、
2人は座りなおした。

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