花の川底
道草
土日のテスト。
平日の予習復習。
そんな毎日に明け暮れていた。

私は、昔から友達と無意味に話すタイプではなかった。
こちらから話し掛けることなどほとんど無い。
話し掛けられても、うんと返すほどしかない。
外見もいい加減に伸ばした髪が、人と関わるのを避けているようだった。
学校で得られるものなど、ただの知識のみ。
友達を持たないことも当たり前のように思えた。

一人でいることが多い私にとって、毎日は業務的に行われている。
恋どころか楽しみすらまともに無い。


私は、ただの作業用のロボットだった。
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