マタ逢ウ日マデ



分かった

私が浮いている理由

愛しい貴方が
泣いている理由が……



私は貴方と
手を繋いで
散歩していた


その時
フラフラしながら
走る車が男の子に
ぶつかりそうになった

それを見た私は
貴方が止める声を
無視して走り出した




私は男の子を
抱き締めて
体中から真っ赤で
綺麗な血を流した



< 2 / 5 >

この作品をシェア

pagetop