また、君に会いたい。
――♭♪♯¶~…

ドキッとして、慌てて電話に出た

―ピッ!

「あッ!もしもし~!もうすぐ着くでぇ~!今どこ?」


今、考えてた人から電話が掛かってきたと思うと、チョット緊張した。




『…もう、着いてるよ。』


「嘘やん!!めっちゃ早いなぁ~。俺、今着いた~!――…あ。」

『え?…』





ガラス越しに私の目の前に停まった車の中に、携帯を握りながら…


こっちを見たそいつと




目が合った―――――…。













――――…これが、

   私といっちゃんの

     初対面だった。





< 16 / 114 >

この作品をシェア

pagetop