学校の七不思議の科学的考察と魔法的解決法!!
新聞紙を留めているセロテープも同じく黄ばみ、粘着力も無くなったのか剥がれかけている。

「えっ、開けるんですか!?」

私が新聞紙を破らないようにセロテープに手をかけたところで、佐藤が素っ頓狂な声をあげた。

「キミがこの中身を確認したいんじゃないのか?」

「砂糖のおばけが出てきますよ?」

「本当に存在するならな」
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