学校の七不思議の科学的考察と魔法的解決法!!
瓶の側面に白いシールが貼られ、そこに『砂糖漬け』の下手な文字がマジックで書かれていた。

私はその瓶を手に取り、少し揺らして中を確認しながら佐藤に、

「キミが言っていた砂糖壺はこれのようだが?」

と問う。

「あっ、せんせ、今その中に何か……」

私の手元を注視していた佐藤が突然声を上げ、私は手の中の瓶に視線を戻す。

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