学校の七不思議の科学的考察と魔法的解決法!!
「そんなことは、どうでもいい。それより、質問に答えなさい」

誤魔化そうとする佐藤に対し追及を続ける。

「うー、言いたくないですぅ。どうせ、信じてもらえないし」

「なら、反省文5枚だな」

私は切り札を出した。

「えっ!?」

佐藤がその言葉に固まる。

「当然だろう? 下校時刻後に立ち入り禁止の屋上にいたんだからな」

< 38 / 148 >

この作品をシェア

pagetop