学校の七不思議の科学的考察と魔法的解決法!!
「すごーい、せんせ!! 七不思議ひとつ解明」

佐藤は小さく顔の前で手を叩いて、喜んでいた。

「ちっとも不思議なことじゃない」

事情を知っていたら尚更だ。

非常にバカバカしいし、話に尾ひれも付いておかしな伝承となっているだけだ。

「じゃあ、せんせ、『死に顔が映る鏡』とか『勝手に動くパソコン』は?」

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