学校の七不思議の科学的考察と魔法的解決法!!
「もうとっくに、下校時刻過ぎている」

私が注意を続けると、ふたりの表情がさぁっと青くなり、

「今週の週番、坂本っ!?」

と慌てた様子で顔を見合している。

教師に向かって呼び捨てだ、敬意の欠片も無い。

「いますぐ、帰れ」

こう言い放つと、彼女らは、


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