学校の七不思議の科学的考察と魔法的解決法!!
そのまま、私はこの現象の正体の待つ方へ歩き出した。

「こっちだ」

「え? あの、せんせ?」

佐藤が慌てた様子で私の後ろを付いてくる。

薄暗い教室の中をパソコンのモニターの明かりを頼りに、間を抜け、

教室の後ろまで来ると、黒板横の扉を勢いよく開け放った。


「こいつらだ」

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