148㎝の王子様
「でっ! 何組!?」

「えーと… 千春が一組で、あたしが五組だよ★」

「そっかぁ… 離れちゃったねぇ……」

残念…… すると愛ちゃんは、

「なぁーに言ってんのよ! 千春はクラスが離れたから、あたしとの友情が終わると思ってんの??」

「ううん!!」

あたし、首を大きく横にふった。

「でしょう! だから大丈夫★」

そういって、愛ちゃんはまたかわいくウインクした。

「そうだね! 大丈夫★」

それから、元気を取り戻しあたしと愛ちゃんは、歩き出した。
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